「富野由悠季の世界」展。
神戸電鉄で終点の新開地駅まで乗車し、
そこからは阪神電車で普通のみ停車する岩屋駅へ。
国道2号線も苦にならない歩道橋で楽々渡れて
徒歩10分弱でたどりつけるのが兵庫県立美術館です。
この写真は、10月11日に行われた
「富野由悠季の世界」展の開会式の
テープカットのものです。
富野由悠季監督は、挨拶のときに、
「底辺だと言われた仕事」と言っておられました。
先月まで放送していたNHKの「なつぞら」でも描かれていましたが、
テレビまんがは、今で言う劇場版長編アニメよりも
ずっとずっと低い扱いを受けていました。
子どもにおもちゃを買わせるための宣伝番組という
考えが当時の人には多く根付いていたからだと思います。
しかしながら、たとえ当時は「底辺」だったとしても、
腐ることなく一生懸命取り組んでいたら、
見る人は見ているし、支持、応援してくれる人もいるというものです。
私もみなさんも、そう思って日々を過ごして行きましょう。
もっとも、その結果、富野監督のように展示されることはないでしょうけど。
作品名だけ知っている、主題歌だけ知っているというものでも、
ところどころ抜粋映像が流れていたりするので、
世界に触れることができます。
会期は12月22日までありますが、
できるだけ早い段階で行ったほうがいいと私は感じました。
※ガンダムが好きな人は、丸1日、もしくは2日にわけて行くぐらいのボリュームです。
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