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神鉄トリビア。

テーマ:沿線情報 


有馬温泉に行った帰り、有馬温泉駅~有馬口駅間にかつて存在した「新有馬駅」跡を撮影してみました。
長らく休止扱いでしたが、2013年2月28日に正式に廃止となりました。
廃駅にすると駅を撤去しなきゃいけないそうで、今では跡形もなくなってしまいました。
DSC04450
左手の緑っぽい敷地が旧新有馬駅ですね。
架線柱がコンクリート柱になったのも、駅が撤去されたのと同時期だったと思います。
50‰の勾配標が一緒に写っているのが個人的な拘りポイント(*^^*)

粟生線と有馬線や三田線の違いとして、粟生線でも木柱やコンクリート柱はありますが、写真左手に写っているような架線柱は有馬線や三田線でしか見たことがないんです。
鉄っぽいけど、二股に分かれているこの柱は何製なのだろうかと長年個人的な疑問でした。
DSC04463
ちょっと詳しい人がいたので聞いてみたところ、レール柱とのこと!
鉄製なので頑丈そうですが、木柱よりも古いそうですよ。
粟生線の開業は神鉄の路線の中では比較的新しい方なので、レール柱は使われていないのかな?
神鉄トリビア発見!また一つ物知りになりました(*^^*)


 

  この記事へのコメント

がんばれ粟生線 : (2016年06月22日 05:49)

新有馬駅って神鉄の話題ではよく出ますね^^
乗降客が非常に少なくホームなど撤去と
近くに保養施設建設計画などで長らく休止駅
なったて計画もなくなり廃止になったと・・
レール柱よく駅の上屋では見かけますよね
双頭レールで作られたり、戦前鉄は非常に高価なもの
で古レールを加工しいたようですが、熱して曲げると
折れたりして加工が大変だったようです。
もうなくなりましたが小田急下北沢駅には小田急開業
当初のレールが使われていましたね。
レールに製造年とか製造会社の刻印があるのでよく
見ると楽しいですよ。
因みの刻印は
矢印 鉄塊頭部方向 レール種別(重さ) 製鋼法
多くはLD(純酸素転炉法) 製造年 
製造月です 製造月は2001年11月までは 縦線で月の本数
つまり11月なら11本 それ以降は数字で表記です。
長くなりすみません。

みーたん : (2016年06月24日 02:17)

がんばれ粟生線さん
コメントありがとうございます。
菊水山駅もそうですが、廃止とせずに休止とするのは、廃止にすると
すぐに撤去しなければいけないので、すぐに撤去出来ない場合は
事実上廃止でも休止扱いにすると聞いたことがあります。
レール柱と言えば、三木上の丸駅のホーム駅舎の柱にも使われていますが、
書かれている製造月を見ると三木電気鉄道開業後だったので、
後で付け足したのかなと思いました。
(実際、開業当初の写真では現在と少し異なる姿をしていたようですし)
架線柱に使われているレールは近づいて確認することが出来ませんが、
レールと言われると小倉沙耶さんを連想してしまうのは
私だけではないはずです(笑)。

がんばれ粟生線 : (2016年07月9日 21:14)

蛇足ですが・・

有馬線 鈴蘭台-有馬温泉間は
22キロレール2本を1基とした
ブラケット式という架線柱です。
因みには葉多駅上屋にあるのは
1927年生 八幡製鉄 75ポンド
戦前はポンドで、その名残りで
現在37キロレールの規格があります。
但し(JIS製品にはありません)
製造月は9月です。
添付ファイルできないのですみません・・
おそらく開業時の古レールの転用でしょうかね。