北陸鉄道石川線の新西金沢駅にやってきました。

「新」と名前がついている割にはレトロな趣の駅です（笑）。

JR北陸本線西金沢駅との乗り換え駅でもありますが、西金沢駅はとても近代的な造りをしています。

余談ですが、北陸新幹線開業に伴い、金沢駅～妙高高原駅の並行在来線は第三セクターに移管されました。
その結果、県ごとに第三セクター鉄道となったので、例えば金沢駅～富山駅に乗ると１２２０円もします！(*_*)
西金沢駅までとなると、一区間なのにさらに１９０円加算されます。
第三セクターになって維持するのが大変なのは分かるけど、２両編成で混みこみで座れないのにこの値段は割高だなぁと正直思いました。

気を取り直して、北陸鉄道の話に戻ります。
新西金沢駅前には面白いロータリーがありました。
なんと、踏切を渡るロータリー！
他に道があるわけでもないので、ロータリーと駐車場のためだけの踏切みたいで面白いなぁと思いました(*^^*)

列車に乗り込みました。
車両は大手私鉄からの譲渡車らしいのですが、車両マニアではないみーたんにはどこの車両か分かりませんでした(-_-;
名板が東急車両だったので、東急かなとは思いましたが。
昭和４０年製の車両は非冷房で、扇風機が(*^^*)
神戸電鉄では２００９年に消滅してしまったので、少し懐かしく感じます（＞ω＜）
本来はワンマン運行なのですが、この日は鶴来でサミットが開催されるため多客対応で車掌さんが乗務していました。

１日フリー切符が支給されているはずなのに、友達が車掌さんから何か買ってる？
どうやら車内補充券がほしくて１区間だけの切符を購入しているとのことだったので、みーたんもマネして購入してみました（笑）。
ちょっとだけ北陸鉄道に乗車貢献した気分？

車両の後方を見ると、何やら自転車が積み込まれている？
どうやらサイクルトレインを利用されているようでした。
北陸鉄道石川線では野町駅と鶴来駅に限り、サイクルトレインを利用することが出来ます。
（その他の駅での自転車の乗降はできません）
雪が残る山々を見ながらのサイクリングなんてステキかもしれませんね(*^^*)

一見古いローカル線のように見える石川線ですが、まだ宅地開発されている場所もあって、中でも陽羽里駅はニュータウンの近くに最近作られた駅なんですよ。
新駅と言えば、ひたちなか海浜鉄道も去年高田の鉄橋駅が開業しましたしね。
地方都市とは言えど、まだまだ可能性を秘めているんですね(*^^*)

ちなみに、石川線では「恋のしらやまさん」として、電車に乗って白山比咩神社まで行く旅の企画きっぷを現在発売中だそうです。
若者の誘致を図っているそうですが、ちょっとどこかで聞いたことのある話のような気もしますね(^_^;

鶴来駅に着きました。

まだまだ動くレトロな車両を見ていると、まるで動態保存鉄道のようですね(^_^)

鶴来駅の駅舎は１９１５年に開業した時のままだそうです。
寒い日だったのでストーブがつけられていましたが、レトロな趣の駅舎に合っていてステキでした(*^^*)
北陸に来てから比較的新しい車両にばかり乗っていたので、神戸電鉄に帰ってきた時のような懐かしい気持ちになれました。