いつもとはちょっと違う趣旨の内容を書きますね。

上田電鉄別所線。
長野県上田市から別所温泉駅までを結ぶローカル線です。

２０１３年の長野旅行の際、ふと思い立って行ってみました。
終点の別所温泉駅もなかなかレトロな佇まいでステキです(*^^*)

女性駅員さんは袴姿で接客されていて、鉄道むすめ「八木沢まい」のモデルにもなっています。
木造レトロな駅舎に合っていてとてもステキです（＞ω＜）

２０１３年は民鉄協に加盟している鉄道会社で「第６回　私とみんてつ　小学生新聞コンクール」の最優秀賞「神鉄新聞　粟生線活性化特別号」（PDFファイル）の作品がポスターとして掲示されていたのですが、ここでも発見しました。

別所温泉駅にはかつて別所線を走っていた丸窓電車が静態保存されています。

下之郷駅にやってきました。
この駅は神社の最寄り駅であることから、外壁に朱塗りの柱と漆喰の壁を模した装飾塗装が施されています。

記念にと硬券を購入したら駅員さんと意気投合して留置線に入って写真を撮らせてもらいました。
別所線名物の丸窓電車を模したまるまどりーむ号だったのでラッキーでした。

ついでに、しなの鉄道屋代駅にも行ってきました。
お目当ては１６９系…じゃなくて、

かつてここを発着していた長野電鉄屋代線のその後を見るためでした。

廃線直後に来た時はまだ残っていた架線やレールが

翌年のこの年にはほとんど撤去されていました。

鉄道路線は一度失われてしまえば取り戻すのは非常に困難です。
自分が守りたいものは何なのか、再確認する意味でもたまにこうやって廃線になった路線を訪れたりしています。

代替バスは系統が途中の松代駅で分割されて不便になったせいか、利用者はまちまちでした。
この翌年、長野電鉄が屋代線他鉄道代替バスとして走っている路線バスの本数減便もしくは廃止を表明したりして問題になりました。
鉄道が廃線になって代替バスが走ったからと言って利用者がそのままそっくり流れるわけではありませんし、バスであっても利用者が減れば減便もしくは廃止になるのは当然です。
鉄道だけでなく、バスも含めて公共交通全体でどうあるべきかみんなで考えていかなければいけませんね。