「地域の宝 粟生線を残したい」に参加しました。

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10月19日(日)に北神区民センター2階で開催された北区連絡会主催「地域の宝 粟生線を残したい」に参加しました。
岡場駅に来たことはあるけど、降りてちゃんと歩いたのは初めてでした。
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開始前に和食のお店で腹ごしらえ!
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食後に最適リーズナブルって書いてあったから注文したのに、思ったより多かったんですけど…。
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会場に着くと、急きょ本会場とは別に映像と音声を流す第二会場を用意したとのことで、準備をされていました。
時間が近づくにつれて人が集まり、開始時刻には第二会場にも多くの方が集まっていたそうです。
私が粟生線ブログ駅長としての自分の思いを話した後、立命館大学名誉教授の土居靖範先生による「交通政策基本法を学んで生かす」講演が行われました。
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とっても分かり易い言葉で説明されていたので、みなさんも聞きやすかったと思います。
行政・事業者・住民がどのようなことをしていかなければいけないのか、みなさんにも分かっていただけたかと思います。
ですが、いくら住民と事業者だけが頑張っても、明確なガイドラインがなければ行政が動かないのも当然です。
そのためには公共交通の維持を事業者任せにしてきた今までの日本にも責任がありますし、今後存続・維持していくためにも法律を変えていかなければならないことを再認識させられました。
特に鉄道は単なる移動手段ではないんです。
鉄道路線が通っていないまちに車に乗られない人が新しく住もうだなんて思わないし、車で移動することを前提にしてどこにでもあるような幹線道路に地域らしさや文化を感じません。
鉄道が通っていて駅があるというのはそれだけでもまちの誇らしさになっていると思うし、地域の一体感にもつながっていくと思うのです。
拙い言葉でしたが、私のお話しで来場くださった方にはそれを少しでも分かってもらえてたらと思います。
これからもっと車に乗ることが出来ない人たちが増えてきます。
その時にまちに鉄道がなければ困る人が大勢出てきます。
「今は大丈夫だから」じゃなくて、もっと多くの人にこれからのことを考えてもらえる機会をこれから設けていきたいと思います。
北区連絡会のみなさま、素敵な集まりにお招きくださり、ありがとうございました。

帰り、久しぶりに三田線の方まで来たし、帰りは行ったことがない谷上駅構内の北神餃子に行ってみようと谷上駅で下車したら、まさかの夜営業が休みでした!
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仕方なく、西鈴蘭台駅近くの餃子の王将で晩ご飯となりました。
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それと先日、粟生線活性化セミナーの最終回が小野市であったので参加してきました。
その時に隣の伝統産業会館で学童展があったので、少し見てきました。
三木市でこういうのを開催してテーマが「わたしたちのまち」だと、半分まではいかなくても3分の1くらいの子どもたちは粟生線に関する絵を書くことが多いんです。
でも、この学童展では粟生線の絵を描いている子どもは1人だけでした。
小野市にはJRも通っているのに、「わたしたちのまち」というテーマでどこにでもあるような幹線道路沿いを書いていたのには衝撃を受けました。
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「文化としての鉄道」とはよく言いますが、 粟生線沿線に住宅の少ない小野市では三木市とはまるっきり意識が違うことを思い知らされました。
でも、小野高校の生徒さんは粟生線がなければ通学できないし、粟生線がなければ地域一の進学校であるというブランドが壊れてしまうというのも事実です。
「乗る乗らない」というだけでなく、地域ブランドを守るためにもみんなで考えていかなければいけないことを再認識されました。


 

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