9月に入ると、見津車庫奥のモータカー留置線にて解体作業が始まりました。
以前は同車庫の敷地内でスクラップにされていましたが、最近では車体を2分割の上、
トレーラーで解体業者へ搬出する形が取られています。
この日は、3001・3102号車の解体・分割作業の真っ只中。
床下機器や屋根上の冷房キセ等は既に撤去され、車体と台車を繋ぐボルスタアンカも
切り離されていました。
同じ編成の先頭車同士で顔を合わせた、3001号車と3002号車。
通常はまず見られない光景ですが、長年苦楽を共にした仲間として、お互いの労を
ねぎらっている様にも見えました。
3日からはトレーラーによる搬出作業が開始され、最後まで残った3002号車も
6日には搬出作業が完了。
彼らの姿は、遠い思い出の光景となってしまいました。
まだ私が小二の頃にデビューして約40年、ひたすら走り続けてきた3001F。
沿線の成長期を支えてきた、長年の功績に敬意を表するとともに、残された僚友
32両の、末永い活躍を心より祈りたいと思います。
こんばんは。
この車両じゃありませんが、市場の基地で二分割の車両解体を
目撃したことあります。
廃車車両とはいえ、再利用の道はないものかと思います。
もったいないなー。
あめふりさん、こんばんは。いつもありがとうございます。
市場の基地では今年の春に、名物の電動貨車と1100系車両2両が解体されました。
電車の車窓や県道から、間近に見られた方も多かったのではないでしょうか。
http://www.k3.dion.ne.jp/~shinyu/konsyuichi/751-752ichiba.html
http://www.k3.dion.ne.jp/~shinyu/konsyuichi/1124-1126ichiba.html
他の私鉄への譲渡等も、最近は大手私鉄の比較的新しい車両が豊富な事もあり、
将来の保守軽減等を考えると、難しいのかもしれませんね。