最近流行のエコカーには、「ブレーキを掛けながら電気を作る」ものがありますね。
実は電車の世界では、かなり以前から実用化されてる事はご存知でしょうか。
1965年に登場したデ1000形(写真左側の車両)は、ブレーキ時にモータで発生する
電気を架線に戻す「電力回生ブレーキ」を、神戸電鉄で初採用しました。
当時はまだ開発初期で、残念ながら常用化には至らなかったものの、1994年に登場した
5000系からは回生ブレーキが標準装備される事となりました。
現在では車両全体の約3割に当たる48両が回生ブレーキを導入しており、下り坂の多い
神戸電鉄での省エネ効果に一役買っています。
この記事へのコメント