小野市の国史跡、広渡廃寺跡歴史公園

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小野市にある広渡廃寺跡(こうどはいじあと)歴史公園に行こうと思い、神戸電鉄小野駅で降りました。

小野市のコミュニティバス(らんらんバス)で行くルートがありますが、運行日は月・金です。

地図ではそう遠くはないはずと思って歩きましたが、いやあ遠かったです。(2015.3.25 撮影)

 

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駅前の小野商店街を小野市役所方面に向かって通っていたら、右側に道標を見つけました。

何度か通っているのに、今まで気が付かなかったです。

後ろ側に「文化四年~」の文字が刻まれていました。

写真を撮っていたら、おば様たちが「古いもんがあるやろ」と話しかけながら歩いて行かれました。

 

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右に大池、左に小野市役所を見ながらまだ北に向かいます。

 

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道なりにまっすぐ歩いて、標識のある交差点にきました。

写真の写りが悪いのですが、「国史跡 広渡廃寺跡歴史公園」と書いてあります。

 

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交差点を右に曲がりまっすぐ歩くと、らんらんバスの広渡廃寺のバス停があり、到着です。

奥の建物は「ガイダンスホール」で、展示室があります。

駅からここまでなんと45分ほどかかりました。

 

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広くきれいに整備されている歴史公園です。

 

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建物の基礎となる基壇(きだん)で建物の配置がわかります。

手前が東塔跡、中央が金堂跡となっていました。

説明板によると、「当遺跡は、出土遺物などから、7世紀後半頃には建立され、平安時代末頃にと絶えたことがわかっています。なお、浄土寺薬師堂に本尊を移したとされ『広渡寺(こうどじ)』が当遺跡と考えられています。」とのこと。

 

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縮尺1/20の伽藍縮小模型です。

南大門、中門、東塔、西塔、金堂、講堂、北門と配置されています。

ガイダンスホールでいただいたパンフレットに、「金堂の前に東塔、西塔、後に講堂を置くことから、奈良の薬師寺と同じ薬師寺伽藍と呼ばれるものです。」と書いてありました。なるほど。

 

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横から撮ったものです。

そろそろまた歩いて帰ります。

後で、小野駅~広渡廃寺跡まで約3.2km、徒歩48分とわかりました。

 

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小野駅ホームに入ってくる新開地行電車です。

今日はよく歩いたので、電車でゆっくり休めました。

 

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広渡廃寺跡(こうどはいじあと)歴史公園

  • 開館時間:9時~17時
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
  • 入園料:無料
  • 管理事務所:TEL.0794-62-5527
  • 問い合わせ先:小野市立好古館 TEL.0794-63-3390

 

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