鉄道で地域が一つになる「社会実験」。

テーマ:他社線情報 


今年の桜が満開の時期は雨の日が多かったこともあり、例年ほど桜と鉄道の写真が撮れませんでした(防水カメラではないので)。
そんな中、撮った1枚を。
DSC06784
粟生線で一番好きな場所、美嚢川橋梁です。
「曲線半径が」とか、「線路勾配が」とか語りだしたら止まらないので説明は割愛します(^_^;
橋梁だけだといつでも撮れる写真になってしまうので、広角で桜を入れてみました。
特に調べずに仕事帰りに撮影したのですが、思いがけずハッピートレインが来たので嬉しかったです(*^^*)

さて、みなさんは鳥取県を走っている「若桜鉄道」をご存知ですか?
2009年に公有民営方式では初の上下分離方式が採用されたことや、ライダーの聖地として有名な「隼駅」があることで知る人ぞ知る鉄道かと思います。
実は私、1月に訪問してました。
KIMG1646
若桜駅は入溝券(300円)を購入すると施設内に入場することが出来ました。
首から下げているのが入溝許可証です。
KIMG01648
そんな若桜鉄道、4月11日に鳥取県発地方創生と称してSL&DL走行の社会実験が行われます。
営業運転ではないので乗客の代わりに「かかし」が乗車します。
この社会実験は実際にSLが走行した場合、どれだけの集客があるかなどのデータを取るために行われます。
目標は1万人だそうですが、1人でも多くの方に集まっていただきたいですね。

若桜鉄道の話題って、粟生線関係ないじゃないかよってお思いの方もいらっしゃるでしょう。
去年9月に若桜鉄道の社長に就任した山田和昭さん、実は12月に粟生線にいらっしゃってたのです。
私も鈴蘭台から合流し、粟生まで同乗させていただきました。
車内ではずっと沿線の解説をしながらお話しをしていたので、撮った写真は別れ際のこの1枚だけ(^_^;
KIMG1418
そしてそして、現在神戸電鉄の駅にはSL&DL走行社会実験のチラシが置いてあるのです(>ω<)
さすが山田社長!
KIMG1929
SLが若桜に戻ってきてから進んでいなかった計画が、今、地域一体となって進もうとしています。
鉄道を通じて地域が一つになるって、ステキなことだな。

そう言えば、あおば駅長の近江鉄道の駅で見たという小学生によるヘッドマークデザインの展示を見て、去年秋に阪神電車も神戸三宮駅で「ぼくとわたしの阪神電車」受賞作品の発表展示をしていたなぁと思い出しました。
確かこれ、ブログに使おうと思って写真を撮ったものの結局使いそびれてたんですよね(-_-;
KIMG1206
小学生が書いたとは思えないようなとってもリアルでうますぎる絵もあるけど、子どもらしい色鮮やかで独特のタッチは見ているだけでも楽しくなりますね(*^^*)


 

  この記事へのコメント

あめふり : (2015年04月10日 20:37)

こんばんは。
若狭鉄道の件は、朝のラジオでも取り上げられて、声の出演されていました。人気のラジオなので、関西方面からも沢山の人が訪れることでしょう。
詳しく説明されていて、情景が目に浮かぶようでした。
遅ればせながら、私もブログ駅長としてお仲間になりました。
今後ともご指導、宜しくお願いします。