新開地の神戸アートビレッジセンター

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新開地駅から歩いて5分ほど、新開地商店街(モール街)に神戸アートビレッジセンターがあります。

ホールやシアター、ギャラリー、スタジオなどが集まる神戸市立の複合文化施設で、略称はKAVC(かぶっく)といいます。

落語を聞きに行ったあと、入ってみました。(2014.11.9 撮影)

 

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カラフルなのぼりがある建物が、アートビレッジセンターです。

 

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受付の横に階段があり、2FはKAVCホールで映画、演劇などが上演されます。

 

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美術担当の伊藤さんです。

若手芸術家・キュレーター支援企画 -「 1floor 2014  またのぞき」開催中で、ぜひ見てくださいとのこと。

お忙しいところ、いろいろお話していただき、ありがとうございました。

 

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チラシの裏面には次のように書かれています。

- 神戸アートビレッジセンターでは、若手アーティストやクレーターの育成支援を目的とした公募企画「1floor(ワンフロア)」を2008年より開催しています。7回目を迎える今回は内田聖良と貴志真生也が当センターの1階に向かい合う「KAVCギャラリー」とコミュニティスペース「1room」を1つの空間と見なし、展覧会実施における様々な要素と対話しながら展覧会を創り上げます。 -

 

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貴志真生也(きしまおや)さんのコーナーです。

合板、角材、キャンバス生地、アクリル板、透明ビニールシートなどを使って家具・器具類に見立てた作品が並べられています。

シンプル、そして清潔な感じがいいですね。

 

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左側の椅子と後ろの額は貴志さんの作品です。

右側奥が内田聖良(うちだせいら)さんのコーナーになります。

 

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内田さんは、オンライン古本屋プロジェクト「余白書店」を共同で製作されています。

古本の評価基準を希少性やきれいさの観点ではなく、本の余白に残された、書き込み、印、折り、シミなど人の手による「手垢」を評価しようというプロジェクトです。

なんだかほっとしますね。

手垢カードつきの手垢本や手垢登録用紙などが展示してあります。

 タイトルの「またのぞき」とは、展示空間を視点を切り替えて「また」「のぞく」ことで新しい価値観を発見することを願ってつけられたそうです。

 

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1Fの道路に面した窓側は吹き抜けになっています。

今日は雨が降っていますが、天気の良い日は明るいでしょうね。

 

第19回神戸100年映画祭が10月31日~11月16日まで開催中です。

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神戸文化ホール、ピフレホールなどで上映の映画もあり、ここKAVCでは上記の4作品がホールで上映されます。

入場料は一般1000円、シニア・障害者900円、高校生~小学生500円、賛助会員800円、正会員無料です。

 

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また11月15日~11月28日(火休)はセンターB1FのKAVCシアターで、淀川長春メモリアル上映会が映画祭の一環として開催されます。

「駅馬車」は淀川さん生涯ベスト1作品とのこと。

どちらも淀川さんの大好きな監督であるジョン・フォードの作品ですね。

入場料は映画祭と違ってます。

一般1700円、シニア1100円、学生1400円、賛助会員1100円、正会員無料、映画祭半券引換で1300円。

その他割引もあります。

久しぶりに映画館でジョン・ウェイン見たくなりました。

 

神戸アートビレッジセンター

  • 所在地   〒652-0811   神戸市兵庫区新開地5-3-14
  • 休館日   毎週火曜日(火曜が祝日の場合は翌日)年末年始(12月28日~1月4日)
  • 開館時間  午前10:00~午後10:00
  • 電話番号  078-512-5500     
  •  FAX番号    078-512-5356

 

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