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北陸における鉄道の事例・富山ライトレール。

テーマ:北陸の鉄道 



富山駅の北側にやってきました。
こちらを走っているのは富山ライトレールです。
富山ライトレールはJR富山港線を富山市が中心となって設立された第三セクターが引き継いで日本初のLRTとなって再出発した路線となります。
よく、「LRT=超低床式車両」と思っている方が多いのですが、車両そのものはLRVと呼ばれていて、交通システムを総合してLRTと呼びます。
富山ライトレールの車両は港とイメージして「ポートラム」という愛称がつけられています。
車両のデザインは万葉線を参考にしたそうですが、こちらは敢えて7編成それぞれ色の違う車両にして差別化が図られているそうですよ。
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運賃は富山地鉄軌道線と同じ一律200円、運行本数は万葉線と同じ15分に1本という使いやすさが受け入れられやすいのかもしれません。
15分に1本なんて少ないじゃないかという人もいるかもしれませんが、引っ切り無しに電車が来るのは山手線と御堂筋線くらいで、JR神戸線や阪急や阪神でも引っ切り無しに来ているように見えて実際は種別があるので、目的地に行くのに使える電車は10~15分に1本程度なんですよ。
以前、千葉駅に行った時に舞浜駅に戻る電車が15分に1本だったのには驚きました。
そう考えてみると、志染駅~鈴蘭台駅間も15分に1本ですから、全国的に見れば使いやすい部類に入るんですよ(*^^*)
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そしてこのベンチ、市民や企業からの寄付金で設置されているそうです。
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プレートには寄付した人の名前とメッセージが。
自分の功績が目に見えて分かる形で残るって嬉しいことですよね(*^^*)
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地鉄の軌道線の際にも説明しましたが、富山駅の高架化工事が完了する時には地鉄の軌道線と富山ライトレールのレールが繋がります。
これで富山ライトレールも本当の意味でのトラムトレインになるのかな。
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ただ、高架化工事中の富山駅は本当に不便です。
南から北へ行こうと思うと一度地下通路に降りなきゃいけなかったり、改札内で何度も階段を上ったり下りたりしなくちゃいけなくて、改札からホームまで行くのに時間がかかります。
乗り換え案内で「乗り換え時間6分」と出たので、「同じ駅なのにそんなわけあるかい」と思ったらそういうことだったんですね(-_-;
早く工事が完了しないかなぁ。
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「富山県の事例ばかり取り上げて、富山は鉄道王国だろうけど、地方は車社会だ」と言われるかもしれませんが、実は富山県は車の所有台数が全国2位なんですよ。
2014年に富山に来た際は車で来たのですが、駐車場前での代行運転の客引きにはカルチャーショックを受けました。
でも、車が増えてしまっては二酸化炭素の排出量も増えて環境にも良くないですよね。
富山市はそれを危惧して早めに都市計画を作成し、駅の周辺に公共施設をもってきて車に乗ることができない人でも生活しやすい環境を作ることにより、高齢化にも対応して人口減少による利用者減少にも歯止めをかけようとしています。
鉄道単体で考えるのではなく、都市計画として考えることで鉄道の活性化を図り、持続可能な形に持っていくことは今からでも遅くはないんですよね。
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ちなみに、富山ライトレールも説明だけで乗車はしなかったので、せめてもの富山ライトレールへの貢献にとグッズを購入しました。
鉄道コレクション(鉄道むすめラッピングの赤・青)と全国鉄道むすめ巡り2ndのミニスタンプ、そして「富山ライトレール富山港線×京阪電車大津線」鉄道むすめ特製乗車券です。
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結局大好きな鉄道むすめ関連のグッズばかりを買ってしまいました(-_-;
特製乗車券の期限は今月末までで使うことはなさそうだけどまあいいや。
ちなみに、富山ライトレールでの全国鉄道むすめ巡り2015ラッピング列車の運行は終了してしまいましたが、京阪大津線のラッピング列車は期間を延長して運行中です。
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週末からは関西鉄道むすめ&萌えキャラスタンプラリーも始まるので、合わせてチェックしてくださいね(*^^*)

 

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